手縫いのこだわり


   当工房の手縫いは、糸を作ることから始まる。
   麻糸であればロウワックスを擦り込み、シニュー糸であればヨリ直し、布でしごくことにより
   摩擦熱でロウを糸の内部までしみ込ませる。
   この作業により、糸の毛羽立ちが減り、糸の強度も増し、革を縫い合わせるのに最適となる。

   次に、菱目打ちで革に穴を開け、革手縫い用針で表が手縫い特有の風合いある縫い目になるように
   法則に従い ひと針ひと針 縫い上げていく。

   ミシン縫いと違い、上糸と下糸が革の中で交差している為 ほつれ難く、糸自体も太く強靭な為、
   耐久性がある。

   手縫いは、手作りの温か味を伝えるとともに、長く使っていただく為の大切なこだわりである。



     
                                          [小銭入れ製作風景]






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